EAPサービスとは
EAPとはEmployee Assistance Programの略で、従業員支援プログラムを指します。具体的には、従業員が抱えるメンタルヘルスの不調や人間関係の悩みなど仕事や生活の課題に対して専門のカウンセラーや相談窓口により支援する仕組みとなっています。また従業員の健康を守るだけではなく職場の生産性や環境の改善にも対応しているため、近年では多くの企業で導入されているのです。
EAPサービスの具体例は、以下の通りです。
ストレスチェック
対面やオンラインなどでのカウンセリング
メンタルヘルスやマネジメント、キャリアなどの研修
ハラスメント対策
産業医連携
定着支援、両立支援、職場復帰支援などの支援
職場環境の診断
職場トラブルの相談対応
基本的に匿名で利用できるため、中立的な立場から支援が受けられます。そのため、より効率的に生産性向上や従業員の満足度アップにつながるでしょう。
またEAPには、社内に専門部署を置く内部EAPと社外に専門部署を置く外部EAPがあります。内部EAPは自社の情報を知ったうえでサービスを提供できるメリットがありますが、専門医を在籍させる必要があるためコストがかかります。一方で、外部EAPは低コストで利用でき、様々なサービスを受けることが可能です。
関連記事:EAPの導入方法とは?従業員支援プログラムの効果・方法・委託先の選び方を解説
関連記事:【2025年最新版】EAPサービスの比較16選!サービスの選び方や提供内容などもご紹介
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EAPの導入目的と背景
EAPの導入目的には、主に以下の2つが挙げられます。
従業員の健康維持や向上
企業の経営リスクの軽減
厚生労働省の労働者健康状況調査によると、仕事にストレスを抱えている方は年々増加しており、今や6割の方がストレスを抱えています。ストレスの内容は様々で、長時間労働や職場の人間関係、社会的孤立などがあります。ストレスが溜まった結果、休職や退職に繋がり、人材の損失や生産性の低下などの悪影響を及ぼしているのです。
また労働安全衛生法の改正により、ストレスチェックやメンタルヘルス対策、ハラスメント防止の取り組みが求められています。このような背景から、EAPが着目されました。EAPサービスを用いることで、ストレスチェックやハラスメントの相談窓口の利用、産業医との連携などが行えます。
EAPサービスの導入によって様々なトラブル解決に寄与できるため、導入する会社が増えています。
参考:こころの耳「Q6:EAPプログラムの費用対効果について」
EAP導入のメリット
EAP導入のメリットには、主に以下の2点があります。
従業員のメンタルヘルス改善
企業イメージの向上
それぞれ詳しく解説します。
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従業員のメンタルヘルス改善
職場の人間関係でのストレスや仕事上のトラブル、家庭問題などの個人では解決しにくい問題を専門家が対応するため、改善につながりやすいです。また早期から介入できるため、メンタル不調が原因の休職や離職を防げるでしょう。快適な職場環境を整えることにより、生産性や職場満足度の向上も期待できます。
企業イメージ向上
EAPサービスを利用すると、従業員の健康や職場環境の改善に取り組んでいる良いイメージが、社内外へ伝わります。働きやすい環境のため、より人材が集まりやすくなるでしょう。
EAP導入のデメリット
一方でEAP導入のデメリットには、主に以下のような点があります。
導入や運用にコストがかかる
従業員が利用しないケースがある
効果測定がしづらい
それぞれ詳しく解説します。
導入や運用にコストがかかる
EAPサービスを利用する際には、外部専門機関との契約費用や従業員向け説明会、システム利用など導入や運用コストがかかります。そのためサービスをいくつか検討して、自社の求める内容に適した費用対効果の高いサービスを取り入れましょう。
従業員が利用しないケースがある
EAPサービスを導入しても利用方法が不透明であることから、従業員に利用されない可能性もあります。EAPサービスを導入する場合には、利用方法を周知して従業員が気軽に利用できるようにすることがポイントです。
効果測定がしづらい
効果が数値化しづらく、すぐには結果が出ない点もデメリットとして挙げられます。また結果が出てもEAPサービスを導入したことによる効果なのかが分かりづらいケースもあります。そのため導入後には定期的に効果測定を行い、EAPサービスを導入した効果があるのか分析しましょう。
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EAPサービスにかかる費用内訳
EAPの費用は、利用するサービス内容や従業員数などによって異なります。またオプションやカスタマイズなどもありますので、提供されるサービス内容や他のサービスとの連携内容なども合わせて、自社に合った内容かどうか確認することが重要です。
そこで、EAPサービスにかかる費用の内訳を見ていきましょう。
初期費用
EAPサービスを導入する際には、初期費用がかかります。初期費用には、以下のようなものがあります。
契約・システム利用料
マニュアル作成や社内周知資料などの導入支援
従業員や管理職向けのオリエンテーション
初期設定サポート
初期費用はサービス提供元によって大きく異なり、0円から数百万円程度と幅があります。そこで複数のEAPサービスの見積もりを取って検討することがポイントです。
従業員一人あたりの費用
EAPサービスを利用する場合には、従業員一人ごとに費用が発生します。従業員に提供される主なサービスの例は、以下の通りです。
メールや電話、対面、オンラインなどでのカウンセリング
ストレスチェックやメンタルヘルス診断
フォローアップ対応
管理職向けのアドバイス
月額だと、一般的に100円から500円程度かかります。従業員数が多ければその分コストもかかるため、自社に合ったプランを選択しましょう。
オプション費用
基本的なサービスのほか、オプション費用がかかるサービスもあります。例えば以下のようなサービスがオプションになるケースがあります。
ストレスチェックの実施や解析
対面でのカウンセリング
復職支援
管理職向けの研修
ハラスメント対策の研修
産業医連携や面談調整
福利厚生プログラム連携
緊急時の対応
コストはかかりますが、自社に必要なオプションを利用すればより高い費用対効果が得られるでしょう。
会社向けのプラン費用
会社向けのプラン費用とは、企業の規模やニーズに応じて、カスタマイズされたパッケージプランの費用です。プランには以下のようなものがあります。
小規模企業向けの定額プラン
中堅企業向け従量課金
大企業向けフルカスタマイズ型プラン
このように、会社の規模や利用するサービスに応じてプランを提供しているEAPサービスもあります。プランの活用によって、自社に適したサービスを選択できますので、複数のプランの比較や検討がおすすめです。
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EAPサービスの費用対効果を上げるためのポイント
EAPサービスの費用対効果を上げるためには、導入するだけでなく、活用や運用が重要です。そのためのポイントは、以下の通りです。
費用とサービス内容の確認
KPIの設定を行う
利用されやすい環境を作る
それぞれ詳しく説明します。
費用とサービス内容の確認
EAPサービスの導入前には、無駄がなく必要なサービスのみ契約を行っているのかチェックしましょう。利用するサービスに対して金額が適切か、不要なオプションを契約していないのかの確認も重要です。
想定より金額が高ければ、オプション内容やサービスが重複していないか、サービスの利用形態をチェックしましょう。費用を抑えつつも、必要な支援は漏れなく契約することで、高い費用対効果が得られるでしょう。
KPIの設定
KPIとは重要業績評価指標のことで、成果を数値で可視化させることによりEAPサービスの導入効果がわかります。KPIには、以下のようなものが挙げられます。
サービスの利用率
生産性の変化
ストレスチェックの改善率
休職や復職、離職率
相談件数
導入前後と導入後に定期的にレポートの作成や分析を行い、効果測定を行うことが重要です。効果が見られない場合は、サービスや運用方法の見直しを行いましょう。
利用されやすい環境づくり
EAPサービスを導入しても、認知されていなかったり従業員が使いづらかったりすれば、導入効果はありません。そのため、EAPサービスの認知度向上や利用方法の周知が重要です。
また利用に不安のある方に向けて、EAPサービスを利用しても評価に関わらないことや匿名での利用を行えることも、周知すると良いでしょう。
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参考:こころの耳「Q6:EAPプログラムの費用対効果について」
EAPのご利用ならエムスリーヘルスデザインがおすすめ
EAPサービスとは従業員支援プログラムのことであり、従業員やその家族、また企業に対して1次予防~3次予防まで包括したメンタルヘルス支援や研修などを提供します。
専門資格を保有するスタッフがEAPサービスを30年以上提供してきたノウハウを活かして支援するため、安心して利用できます。専門知識が必要な従業員のメンタルヘルスケアや企業の健康経営のためにも、エムスリーヘルスデザインの従業員支援プログラム(EAP)のご利用をぜひご検討ください。
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サービスサイト:https://m3hd.co.jp/service/mental
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