退職リスクを察知する方法はあるか?
退職リスクとは、「その社員が将来、会社を辞めてしまう可能性の高さ」を指す言葉です。
人事・組織管理においては、実際の離職が起きる前に察知すべき指標として使われます。
適切な離職予防を行うためには、重要な人材が辞める直前まで気づけないというケースを極力減らす必要があります。
この記事では、退職の予兆を察知し、その途中の段階で引き留めるために、退職リスクが高まるメカニズムについて解説します。
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退職リスクが高まるメカニズム
社員は、ある日いきなり辞めるわけではありません。
多くの場合、次のような心理の積み重ねが起きています。
評価に納得できない
成長実感がない
上司に相談できない
会社の将来に不安
外部から評価される(転職市場)
このように、「ここにいなくてもいいのでは?」と感じる出来事の積み重ねで、心が職場から離れていくのです。そして、退職リスクの高い行動をしはじめます。
退職リスクの具体的な前兆
優秀な人材であるほどに、退職直前まで仕事の成果は落ちないことが多いです。
そのため、パフォーマンスで退職リスクは判断できません。
しかし、退職リスクの高い人にはよく見られる「行動変化」があります。
退職リスクの高い人によく見られるサインとして、次のようなものが知られます。
発言量の減少
提案や自発的な行動の消失
上司への相談頻度の低下
社内イベントの参加辞退
有給取得の急な増加
後輩育成への関与の減少
会社の将来の話をしなくなること
これらのサインは、組織との心理的距離が広がったために起こります。
さらに退職リスクが高まり、実際に退職を視野にいれた行動をし始めると、普段は休まない場面で有給を消化しはじめたり、引き継ぎ準備をしたり、さらにはデスクまわりが綺麗になるといったことも起こりえます。
また、ひとり辞めるだけでも痛手なのに、そのひとりの退職から連鎖して複数の社員が退職していくケースもあります。
これを、連鎖退職(ドミノ退職)といいます。
連鎖退職は、特に、心理的安全性の支柱が抜けた状態の時に起こります。
中堅社員や有能な人物、面倒見のいい人、非管理職リーダーなどが辞めた時です。連鎖退職は、残った社員が安心できなくなった時に起こります。
さて、ではどのようにしてこうした退職リスクを察知して連鎖退職を予防するのでしょうか。
ここで有効と考えられるのが、ストレスチェック検査の集団分析と、EAPサービスです。
連鎖退職は、特定の部署やグループの心理的安全性が崩壊した際に発生します。個人のストレスチェックだけでは見抜けない「組織の歪み」を、エムスリーの集団分析なら可視化できます。
退職の早期警報装置としてのストレスチェック検
ストレスチェックというと、国から定められ、年1回実施している事業所も少なくないはずです。
適応障害やうつ病などのメンタルヘルス不調を未然に防ぐことを目的として、2015年12月1日から開始されたストレスチェック制度ですが、これは社員ひとりひとりのストレス具合を図り、メンタルヘルス不調をきたしている社員をあぶりだす、だけの検査ではありません。
ストレスチェックの質問事項には、以下の3つの領域が必ず含まれます。
職場における心理的負担の原因に関する項目(=職場のストレス要因)
例:仕事の量・質、人間関係、職場の雰囲気など心理的負担による心身の自覚症状に関する項目(=心身のストレス反応)
例:不安感、イライラ、不眠、疲労感など職場内の他者からの支援に関する項目(=職場の支援)
例:上司や同僚からの相談・支援のしやすさ、理解の有無など
このため、ストレスチェックを部署ごと、役職ごとなど、グループを分けて「集団分析」まで行うことで、それぞれのグループの心理的サポートの充実性や、仕事自体の重みまでを推察することが可能です。
こうした退職リスクの予兆を、人事が感覚ではなく「データ」として捉えるためのツールが、職場のストレスチェック+plusです。
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集団分析まで行える「職場のストレスチェック+plus」で優秀な従業員が離職しない土壌を育む
職場のストレスチェック+plusでは、メンタルヘルス不調による休職や離職のリスク低減をサポートし、さらには従業員が就労継続をしたいと望むような組織の土壌づくりをサポートします。
なお、ストレスチェックは今まで50人未満の事業所では努力義務でしたが、厚生労働省の検討会において、50人未満の事業場についてもストレスチェック実施を義務付ける方針が示されました。今後、段階的な法改正が行われる可能性があるため、早期の準備が推奨されます。
参考:厚生労働省「第21回 労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度に関する検討会 資料」https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000106347_00010.html
ストレスチェック事業を開始して30年以上、年間1,400社、約35万人の導入実績を誇るエムスリーヘルスデザインは、ストレスチェックの委託サービスを提供しております。職場のストレスチェック+plusでは、単に検査を行うだけではありません。その結果を活かしてメンタルヘルス不調による休職リスクの早期発見と、迅速な対応を支援するために、公認心理師や臨床心理士などの専門家による実践的なアフターフォローを提供しています。結果を活かし、組織課題の把握や環境改善を通じて、働きやすい職場環境の構築を支援します。
主な支援内容は次の3つです。
アナリストレポート
経験豊富な心理職スタッフが、ストレスチェックの集計結果を分析し、課題に応じた改善プランを提案します。
また、安全衛生委員会などでのオンライン報告会にも対応しており、現場での共有・議論をスムーズに進めることができます。
オンラインセミナー
企業や官公庁での研修実績を持つ講師陣が、ヘルスリテラシー向上を目的とした教育プログラムを実施します。
内容は職場の課題に合わせてカスタマイズが可能で、たとえば次のようなテーマが人気です。
職場メンタルヘルスと管理職の役割
ストレスマネジメントの基本と実践方法
EAPサービス(Employee Assistance Program:従業員支援プログラム)
心理・医療・産業分野の専門家チームが、従業員と組織の両面から健康を支える仕組みづくりを包括的にサポートします。
相談体制の整備や教育、意識啓発まで、継続的に支援を行います。
ストレスチェックは「実施すること」が目的ではありません。
結果をどう活かすかこそが、従業員の健康を守り、働きやすい職場をつくるための鍵です。
「職場のストレスチェック+plus」なら、検査から職場改善、教育までを一括で支援。
法改正への対応準備や、従業員のメンタルヘルス対策にお悩みの方は、累計導入実績豊富なエムスリーヘルスデザインへご相談ください。貴社の規模や課題に合わせた最適なプランを無料でご提案いたします。
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職場改善にはエムスリーヘルスデザインのEAP
ハラスメント対策の外部資源をはじめ、職場の環境改善の一手としておすすめなのが、エムスリーヘルスデザインの外部EAPサービスです。
エムスリーヘルスデザインでは、ストレスチェック委託と併用できるEAPサービスを提供できます。エムスリーヘルスデザインのEAPサービスでは、メンタル不調の予防と早期対応に特に力を入れています。
まず、人事・管理職の方々には、専任の心理士が企業や組織の環境改善について具体的な提言を行います。さらに、メンタル面に課題を感じながら働く従業員に対し、専門家とのカウンセリングを通じて心の健康維持や早期の適切な対応をサポートします。
また、ストレスチェック後の集団分析結果や現場の課題を踏まえた研修プログラムも提供。ラインケアに特化した内容はもちろん、セルフケアまで幅広くカバーします。企業・官公庁での豊富な研修実績を持つスタッフが、最適な内容で健康経営を力強く支援します。
エムスリーヘルスデザインのEAPは、単なる従業員向けの相談窓口にとどまりません。組織分析に基づき、人事・管理職に対して具体的な「職場改善の提言」を行うパートナーとして機能します。心理的安全性という抽象的な課題を、実効性のある施策へと昇華させます。
提供サービスの概要
専門家による相談対応:
公認心理師など資格を持つカウンセラーが、従業員の相談に応じ、安心できる支援を行います。
人事・産業医との協働:
個人対応にとどまらず、職場環境の改善へとつなげる仕組みを構築。
ストレスチェックとの連動:
制度導入後の高ストレス者面談や職場改善まで一貫してサポートします。
充実したサポート体制
メンタルヘルス以外の問題も回数無制限で相談可能
専門家(国際EAPコンサルタント・臨床心理士・公認心理師など)が直接対応
必要に応じて適切な専門機関へ紹介
大阪・京都エリアでは訪問対応も可能
職場復帰支援も万全
事業場内のご担当者やご家族、主治医と連携し、円滑な職場復帰をサポートします。
本人へのカウンセリング
復職に向けた受け入れ態勢整備への助言・提案
本人・上司・人事などを交えた復職前面談
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